ブルーライトから目を守ろう!ドライアイの原因は電子機器かも?ブルーライト対策まとめ
私たちの目はつねに攻撃にさらされている。
現代社会ではすでに当たり前の事例となりかけています。
紫外線やブルーライト…よく聞くこともあるんではないでしょうか。
本日はこの「ブルーライト」についてお話を進めていくつもりです。
そもそもブルーライト…というのは何処に「ダメージ」があるのでしょうか。
ダメージがあるからブルーライトはなるべく避けた方がいい。
スマートフォン、パソコン、ゲーム、テレビ…
最近の傾向としてはこんな感じで、「ブルーライト」に対する警告を発しているところを多く見ます。
ですが、仕事に遊び、交流など、通信機器及びブルーライトの存在(2016年3月現状)はなくてはならない生活の一部ともいえます。
筆者も毎日のようにパソコンの前に居座っているわけですから、一概に「ブルーライトを避けたい。」「避けよう!」となると、電子機器を扱うのをやめる他に術がありません。
では、そんなことはわかっていても危険だって引くに引けないすぐそばにあるものです。
使うなら使う…それでもいいと思うのですが、危険性は少なくとも知っておきたいところ。
本日は、ポイントごとにまとめてブルーライトの危険性と、その対象をご紹介いたします。
■光は何処を刺激するのか?
通常私たちの目は、光を角膜や水晶体で吸収し網膜で集められて物を見ています。
小学校の時、理科や生活でも習ったその通りです。
光の屈折などによって、人間の目は存在するものを形や色として認識できるわけです。
ですが、ブルーライトはこの原理に反した光なのです。
強い光はそうでなく、直に網膜に達する。
太陽の光を直に見てはいけないと言われるのと同じように、強い光(ブルーライト)は網膜を傷つけている…ということなんですね。
角膜で屈折せずに通り抜けてしまう。ということで、角膜もブルーライトを浴びることで、顔面神経を刺激して痛みがおこることもあるよう。
長時間ブルーライトを浴び続けるのは危険なことのようです。
■痛みはいつくる?
眼精疲労が起きやすいのは夕方から夜。
みなさん、仕事をしていても、目の疲れが来るのはお昼すぎてからではないでしょうか。
歳をとると余計に分かるのですが、「8か0か6かわからない」といった、眼精疲労による数字の判別の出来ない状態を経験すると、「ああ、目が疲れているな」と自分でも理解することが出来ます。
それでもお仕事は時間が決まっているので、パソコンを見続けるしかありません。
休めるべき時間に目を使い続けていると、ダメージがたまる可能性も。
ダメージはやがて視神経を刺激し、視力低下ならまだしも、「加齢黄斑変性」といったような実例の病気になっていく可能性も十分に考えられるのです。
「参考URL:http://www.nichigan.or.jp/public/disease/momaku_karei.jsp」日本眼科学会様より
さて、長い間目の痛みはドライアイの乾燥や姿勢の悪さからくるものだと言われてきました。
実際、IT社会になってからの「ドライアイ」の警告はTVや雑誌などでも目覚ましく、見かけない日はないくらいでしたし「最近ドライアイってよく聞くな」と認識できる程度には一気に広がってきました。
パソコンの使い過ぎ、目の疲れはドライアイ。
そうイコールで認識されていてもいいくらい、世間一般には言われていたと思われます。
ですが、最近の傾向としては、「ブルーライト自体が眼精疲労そのものに影響する。」というのが一般化されてきています。
ブルーライトは悪いもの!だから制御しなくてはならない…となってきたのはここ2~3年ではないでしょうか。
そもそもブルーライトの強い刺激は体にどんな影響を与えるのでしょう。
波長が短く光が散乱しやすいブルーライトは、ちらつきなどの原因によって脳でピントを合わせる行動自体が疲れのもとになります。
そして、そうしたものに関連する「細かい瞳孔の動き」がまた、肩や首のコリなどの部分に影響をもたらします。
■実は肥満にも影響する
ブルーライトを語るのにひとつ知っていただきたいのが「サーカディアンリズム」と呼ばれるもの
一定の時間がくると眠くなる。
その現象の裏には血圧や体温や、睡眠ホルモン等の減少…リズムによるものなのです。
つまり、サーカディアンリズムとは、いわゆる「体内時計」のことだと思って頂いて言いかと思います。
体内時計のリズム、それは肥満にもまるごと影響してきます。
どもどもどうして肥満に影響するのか。
夜型の人は太りやすい…といいます。
それは、夜食を食べるから!とか、夜寝る前の時間にご飯が集中してしまうから…というわけではありません。(一理あるかもしれませんが)
まず、体内リズムはもともとが昼が代謝モード、よるは蓄積モードという風に設定されているのです。
少なくとも、人間のリズムはそのようになっています。
ですが、夜に紫外線のようなブルーライトを浴びることによって血圧や血糖値の吸収&抑制の規律が乱れると、ホルモン分泌のバランスが崩れ、糖尿病などのリスクにもつながってくるのです。
ホルモンの分泌量が変わるといろんなことに支障が出てきます。
例えば食欲であったり、睡眠の質であったり。
寝なければ食べてしまう。
というのはある意味一つの人間のサガというべきか…、自分で決めたタイミングが「体のタイミング」とあっているかどうかは決めることが出来ません。
過ごしやすい環境だと思っていても、結果的に「太りやすい体を生成しているのは自分」になってしまっている可能性もあるということです。
夜の食事は少なめに。
交感神経を起こさないように。
ブルーライトのような強い刺激のある光を受ける生活を夜は控えるのが大切といえます。
■ブルーライトから目を守るために
ブルーライトの危険性が世間一般に発信されてから、私たちはいくつかの対策を得ることが出来ました。
すくなくとも、「仕事」に使う時間、ブルーライトからは逃げることが出来ません。
最近は、ブルーライトから目を守るための目薬やメガネが売られているのが有名でしょう。
http://www.jins.com/jp/jins-screen/
JINS PCメガネ
度有、度無といろいろありますPCメガネ。
筆者も一つ持っています。
http://jp.rohto.com/digieye/product/
ロート デジアイ
完全に可愛らしいパッケージ買いなんですが(作者はレトロなフォントが大好きです)、これもいいです。
黄色ビタミンが見た目にも健康そう(?)ですよね!
今まで何も防御してこなかった方は、是非ともこの機会に防御力を高めてくださいね。